米国株の決算を調べる方法まとめ

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こんにちは、ぐだおです。
本日は米国株の決算結果を調べる方法についてまとめていきます。

米国株の決算を調べる動機

私の基本的な資産運用における考え方と米国グロース株に関する運用指針は以前に書きました。


グロース株の運用については基本的には広瀬隆雄氏の指針に従い、決算が良かったものについてはバイ&ホールド、悪かったものに関しては処分という基本原則に従って運用をしています。
それ以外に決算が良くても値動きの悪いものに関しては~10%を目安に逆指値でロスカットすることにしていますが、一度注目した銘柄については決算は追い続けて良い決算を出し続けている場合には再購入するようにしています。これはその企業が期待以上に成長し続ければ企業価値は増大し、その分、株価も上昇するという当然の帰結があるはずだからです。
広瀬隆雄氏がつねづね言っていることですが、「どの企業が将来成功するかなんて誰にも分からない。だけど良い決算を出し続ける企業は必ずテンバガー(10倍株)になる」ということです。
というわけで、米国株の決算をチェックするというのは米国グロース株に投資する上で最も大切なことになります。

良い決算とはなにか?

改めて書きますが、決算の良し悪しというのは、

(1)一株当たり利益(EPS)がコンセンサス予想を上回っているか?

(2)売上高がコンセンサス予想を上回っているか?

(3)会社側ガイダンスがコンセンサス予想を上回っているか?

の三点で評価されます。

念のために簡単に説明しておくと、

コンセンサスはその銘柄を調査している各証券会社のアナリストの予想の平均値です。サイト間で登録しているアナリストが違うので、若干のズレがあります。王道はYahoo! Financeですね。

EPS(earnings per share)、は一株当たりの利益。

売上高はそのまま企業の主たる商品やサービスを提供することによって得られた売上の合計額です。

ガイダンスは次の四半期決算や年間通期、来年通期での決算に関する会社側の業績予想です。

つまり、この三点がコンセンサスを上回るということは、売り上げも利益もアナリストの予想以上に上げており、それが今後も続く、ということを意味しています。
この三点を四半期ごと、つまり、三ヶ月に一度の決算発表においてチェックすることになります。決算をしくじった場合には、たいていの場合は株価が下落するので、できれば当日(それが無理でも数日中)には必ず確認しましょう。ちなみに(1)と(2)の売り上げとEPSについてはあとからでもチェックすることは可能ですが、(3)はガイダンスのコンセンサス予想が随時アップデートされてしまい、後からチェックするのが中々に難しいので、ガイダンスのコンセンサス予想については決算発表前の時点の数値をメモしておきましょう。

みなさん専業投資家ではないので、すべての銘柄の決算結果を調べるのは不可能だと思いますが、保持している銘柄については必ずチェックするように習慣化しましょう。逆にいうと、決算さえ追えないほどの銘柄数を保持すべきではないので、そのような場合には銘柄数を整理して、それ以外はバイ&ホールドのインデックス投信(or インデックスETF)にすることをオススメします。

米国株の決算の調べ方

というわけで、ここから具体的な米国株の決算の調べ方についてまとめていきます。

まずは王道Yahoo! Financeから決算を調べる方法

The Streetから決算を調べる方法

Seeking alphaから決算を調べる方法

過去10年間の決算情報はモーニングスターからも取得できる

モーニングスター社から過去10年分の決算情報を取得する

決算スケジュールの調べ方

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