資産運用

ぐだお的資産運用のすすめ

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こんにちは、ぐだおです。

今日は私の資産運用についての考え方・メンタルについて書いていきます。

なぜ資産運用をする必要があるのか?

まずは、基本として私が資産運用をする理由についてです。

低金利時代におカネを増やすために資産運用をするのか?

と、その前に、まず、世間一般の人はどのように資産運用について考えているのかを知りたかったので、ググってみました。5つほどページを眺めてきたのですが、概ね、「自分の資産を増やしたい」みたいっすね。まあ、これ自体は理解できます。ただ少し論理がおかしいのがあったのでそこだけツッコンどきます。

よく見るメッセージが「低金利時代の今、預貯金で置いといてもまったく増えないので投資で増やそう」というのですが、実はこの考え方よくよく考えると少しおかしいんですよね。そもそも金利が良い時代というのはインフレで物価も上がっているので、貯金でお金が増えたとしても実質的なお金の価値は変わらないはずなんですよ。ただ例外的に、日本の80年代からバブルまでは物価がほとんど変わらないのに金利が4-5%とそれなりについていたので貯金でお金が増えたという印象が強いだけなんですよね。つまり、今も昔も預貯金という超低リスク運用では資産は増えません

ちなみに、この辺をグラフで見せようとしてデータをネットで探したのですが、日銀のサイトからは1980年代以降のものしか見つかりませんでした。どこかで見つけたらリンクを追加するか、図を追加します。

「年金」の不足を補うために資産運用をするのか?

あと、よく見るのが将来の「年金」への不安ですね。これには私も同意ですね。
日本の年金制度は基本的に、現役世代から集めた掛金を今の年金世代に渡すしくみでした。日本では少子化と長寿化が急速に進んでいるので、この制度が近いうちに破綻することは誰の目にも明らかでした。というわけで、年金積立金をGPIFで運用したり、マクロ経済スライドを導入して年金制度を維持するための年金額の減額、といった政策を国が進めてきたわけです。私はこれらの政策を基本的に支持していますが、それでも私たちが今の年金受給者ほどの年金を受け取れないのは間違いのないことでしょう。現状でさえ生活費として不足している上に、いまだ日本の寿命は延び続けています。ドラッカーが予測しているように75歳までパートタイムで働き、年金受給は75歳からという時代になっている可能性も十二分にあります。「そんな老後の不安を減らし、リタイア後の生活を楽しむために資産を自分で形成しましょう」というわけです。

コレは「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げているように現在の日本政府の方針でもあります。そのために“iDeCo”“つみたてNISA”といった仕組みを作って日本国民に自身の手で資産運用をさせようとしているわけです。ただ、日本人は戦後、都合の良いサラリーマンを育てる学校教育?の副作用で金融リテラシーについて全く教えられていないために、資産運用を怖いと思ってしまったり、逆に良く考えれば詐欺としか思えない投資に簡単に騙されたりするわけです。義務教育に金融リテラシーに対する教育を組み込むべきだと私は思っています。もうすでに大人の皆さんは、本を10冊ぐらい読んだり、専門家が書いているウェブページを見たりして自力で勉強しましょう。

投資をしないというリスク

私も「資産が増えれば良いな」と思いながら資産運用をしていますが、一番の投資をしている理由は投資をすることによってリスクを分散したいからです。
投資をしないリスクとしてまず第一に思い浮かぶのはインフレです。日本はいま超低金利時代ですので銀行にお金を預けているとお金はほとんど増えません。ただ、物価もほとんど上昇していませんので、特に問題になっていません。私は少子化の進む日本でこれから経済成長が進みインフレになるとは思っていませんが、物価はいまや一つの国で決まるものではなく国際的に決定されるものになってきているため、外的要因によるインフレは十分起き得るものだと考えています。例えば、アメリカで100ドルで売られているものは日本でも100ドル相当で売られるはずだということです。アメリカでは緩やかながらも物価上昇は続いているため、円ドルの為替相場が大きく変わらない限り、日本の物価も上昇することになります。この時に、銀行に預金していたのではお金の価値が相対的に減ることになります。これがリスクです。

あと、もう一つ恐れているリスクが日本の財政悪化による円の価値の低下です。これは個人的には起こる可能性は非常に低いと思ってはいますが、もし円の価値がゼロに近づいてしまった時に受ける影響が甚大ですので、円以外の例えばドル資産をもつということを意識しています。ドルを持つリスクも当然あるわけですが、両方をもつことによってリスクを分散していると考えれば良いのです。

ちなみにこの考え方はほったらかしで長期運用をする方にとっては、多少の資産の増減によるメンタルへの影響を減らすという効果もあるのでオススメです。つねにリスクを分散するために資産運用をしている、という意識を持つようにしましょう。

何に投資すれば良いのか?

ここまでを踏まえて、じゃあ持ってるお金を何に投資すれば良いのか?という話になります。
これ、その人の目的や資産・収入・仕事に依存するので一概に言うのは難しいです。

アーリーリタイアしたい or 老後の生活を安定させたい

まず、その人の目的が30-40代でのアーリーリタイアだったとします。アーリーリタイアをするということは、その時点での生活費を賄えるだけのキャッシュを資産運用から得る必要があるということです。

まず、あまり収入がないという方は(1年間で得られる余裕資金が500万円以下)、不動産とかで投資をすることになると思います。私はこの辺りに詳しくはないので本を何冊か読むことをオススメしますが、一般に都心や築浅の物件は利回りが低いため地方や築古の高利回り物件を増やしていってキャッシュフローを確保することになると思います。この場合は日本が沈んだ場合は困りますが、インフレには不動産という現物をもっていることにより対応できることになります。

次に、それなりに収入のある方は株と債券のインデックス投資で十分だと思います。私は収入はそこまで多くないのですが、学生時代からコツコツ資産運用をしてきたおかげでこのコースに乗っている途中?(だと自分では思っている)です。こっちのコースのメリットは不動産投資と比較したら手軽に始められることですが、デメリットとしては利回りが低くなりがちだということです。あと、株価下落に対応できる相場観、もしくはそれに耐えられる精神力が必要となるでしょう。

参考として、私の敬愛する広瀬隆雄というおっさんが初心者の方へのいちばんカンタンな「投資の始め方」を伝授しているので、詳細は下記をご覧ください。

氏は、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(ティッカーシンボル:VT)とバンガード米国トータル債券市場ETF(ティッカーシンボル:BND)で運用することを勧めていますね。20-30代ならリターンを求めて70%株で30%債券、リタイア世代ならリスクを下げるために50%株で50%債券という比率が勧められています。過去10年を見るとVTが年利6%、BNDが年利3%程度なので大体5%前後のリターンを見込めることになります。

以前にETFとインデックスについては記事を書いているので詳細を知りたいかたはこちらをご参照ください。


ここからアーリーリタイアに向けて自分が必要な資産を推定していく必要があります。例えば生活費として年間500万円が必要だとしましょう。注意点としてはアメリカと日本で二重に課税されることです。つまりこの場合年間700万円ぐらいのリターンが必要になるので、推定必要資産は1億4,000万円になるというわけです。あなたが、リタイアしたいと思っている年齢までにこの資産をクリアできそうならこのままインデックス投資をすれば良いでしょう。

「老後の生活を安定させたい」という目的の人も基本的にインデックス投資で十分だと思います。つみたてNISAやiDeCoの枠を使い切っていないのなら、まずはそこを使い切るまで投資していきましょう。

氏のオススメのETFは資産が非常に分散された低リスクのものですが、私の場合はもう少しリスクをとってリターンを上げています。具体的にはVTが世界全体に投資するのに対してアメリカ市場全体に投資するバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(ティッカーシンボル:VTI)と、債券市場全体に投資するBNDではなく長期債券だけに絞ったバンガード・米国長期債券ETF(ティッカーシンボル:BLV)で構成しています。構成比率はVTIが70-90%に対してBLVが10-30%って感じです(ちなみにVTIの一部は楽天の投資信託で保有しています)。期待リターンは7-8%を見込んでいます。私は10年後に1億5,000万円の資産を築き上げることを目標として設定しています。

おわりに

この記事を書く過程で資産運用についてのWebページを読んでいて、ヘッジファンドへの投資を勧めるものが多くて驚きました。ヘッジファンドは基本的に数千万円以上の資産を動かす場合の選択肢であって、小口で投資できるものというのは非常に限られており、またそういったファンドの実力にも疑問が残ります。また、長期投資を目的としたものは少ないと私は理解しています。もし、資産運用を老後のためと考えるのであれば、時間と対象を分散したインデックス投資というのが第一の選択肢だと思います。投資を始める場合には株価の暴落に備え(相場を読むのはほとんど無理です)、時間を分散して資産を移していきましょう。特に2019-2020年あたりに株価が長期の調整局面に入る可能性が高くなってきているので、3年ぐらいかけて資産を目的の比率になるように積み立てていきましょう。では。。。

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