2019-03

書評 〜その他〜

【書評】「狭小邸宅」 新庄 耕

2012年に第36回すばる文学賞を受賞した本作は著者のデビュー作でもあります。ネット上の不動産クラスターにも評判が良いみたいなので、気になって読んでみました。 裏のあらすじをざっと読んで、悪徳不動産会社の話かと思いきや、都内の新築ミニ戸建の販売を専門に扱う不動産会社の話でした。まぁ、完全にブラックな職場なのは間違いないですが、悪徳ではなく”ごく普通の”不動産会社の話という印象。 小説なのか?、と思うぐらいの不動産業界のウンチクの数々。勉強にはなります。多少誇張もあると思いますが、不動産業界の人たちのレビューを見る限りどうやらある程度は事実であるらしい。 そしてあっという間に読み終わる分量、だが読後感は決してよくはない。朝の通勤時間に読んだのですが、完全に失敗でした。 総じて小説のプロットは普通ですが、登場人物の発する言葉にとにかく迫力があり、印象に残る名言の数々が素晴らしかったです。話も生々しいですし、登場人物たちの設定にリアリティが感じられ、ストーリーに入り込みやすかったですね。
アメリカ個別株(グロース株)

NASDAQ 2019年3月 IPOまとめ(最終版)

こんにちはぐだおです。 ここでは2019年3月にNASDAQにIPO(新規上場)した企業の情報についてまとめています。このウェブサイトの趣旨から、ここでは調達額が$100,000,000(1億ドル)を超えるものだけを抽出しています。あとブ...
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