書評 〜資産運用関連〜

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【書評】「マネーロンダリング」橘 玲

橘玲氏にとって処女作となる小説で2002年の発行となる。 氏の著作らしく、ところどころに金融の豆知識が放り込まれてくるのが特徴。 彼の「小説」を読むのはこれが初めてだったのですが、小説家としても中々に才能があるようで普通に面白かったです。それなりに長いですが一気に読んじゃいました。プロットは非常に良くできています、が、ネタバレになっちゃいますが、読後感はあんまり良くなかったかな。
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【書評】「雨の降る日曜は幸福について考えよう」橘 玲

橘玲氏の2004年発行の著作で、氏が単独で発表した小説以外の本としては3作目になります。 というわけで今回は橘玲氏シリーズの3作目です。。 読んでみた雑感としては、橘玲氏の考え方の概要、入門編的な一冊といった感じ。すでに他の本を読んだことがある人には簡単すぎて物足りないかも。一〜二時間程度でさくっと読める内容です。実際に内容説明のところに「黄金の羽根」のエッセンスとも書いてありますしね。辛口のエッセイという位置付けかな。 あと珍しいことにFAQがあったりします。著者のスタンスというか考え方がより直接的に濃縮されているのでファンなら必読かな?ポストモダン哲学やリバタリアニズムなどについても書いてあって、良くも悪くも資産運用についてだけでなく著者の思想的なことがよく伝わってくる本でした。
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【書評】「得する生活」橘 玲

橘玲氏の2003年発行の著作で、氏が単独で発表した小説以外の本としては「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」に続く2作目になります。 私はある一人の著者が好きかも?と思った時に、より深く理解したいと思ってひたすら同じ著者の本を年代順に読んでいくという行為を愚直にする傾向があります。というわけで今回はそのシリーズ2作目です。
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【書評】「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」橘 玲

本書は2002年に刊行された本であり情報としては少し古いですが、この本が指し示す「お金持ちになる」ための根本的な考え方は不変です。また現状とどう異なるのかを知ることは本書の主旨に通じるものがあり、そこまで含めて理解することにより本書が伝えたいメッセージをより強く受け止めることができるのではないのでしょうか。よくあるトンデモ本ではなく、データ・事実に基づいてお金持ちになる確率をあげるために外さない方が良いポイントや資産を増やすための基本的な考え方が論理的に良くまとめられており、入門編として非常に読みやすい本だと思います。ただ、あくまで概要に過ぎなので、より深い知識を得るためにはそれぞれの項目の専門書を読む必要があります。
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