今日は簡単にぐだおのグロース株に関する投資方法について書いていきます。あくまで私個人のやり方ですので、参考程度に読んでください。
目指せテンバガー!グロース株投資法
グロース株とは?
最初に簡単にグロース株について説明しときます。
グロース株(あるいは成長株)とは、名前そのままなんですがその企業が今後大きく成長することが期待される銘柄のことを言います。要するに、まだ上場したてで、これから売上や利益がどんどん増え、それに伴って株価が急速に伸び続けることを期待している銘柄というわけです。
グロース株は得た利益を自らの事業拡大のために投資する傾向が強く、米国株の中では配当が少なめだったり、さらには無配当だったりすることもめずらしくありません。つまり、グロース株への投資は配当狙いのインカムゲインではなく、株価の上昇によるキャピタルゲイン狙いというわけです。
実際にテンバガー(つまり株価が10倍になること)になった銘柄も少なくありませんし、夢があります。その一方で、業績の低迷によって株価が急落するリスクもあります。
グロース株と対比的に語られるものとしてディフェンシブ株があります。こちらは低い営業コストで安定した収益をだしている大規模な会社で、株価はほとんど上昇しないものの高配当の銘柄です。つまり、ディフェンシブ銘柄への投資はインカムゲイン狙いということになります。アメリカには優秀な連続増配株がいくつもあり安定した配当が得られます。このようにディフェンシブ銘柄への投資は長期保有が基本になる一方で、株価は業績や景気による影響を少なからず受けますのでロスカットのタイミングが難しく、含み損を抱えるリスクはグロース株よりも高いかもしれません。
ぐだお的グロース株運用ルール
私のグロース株への投資方針を説明する前に、私の敬愛する広瀬隆雄氏の下記の記事を貼っておきます。

部分的に引用しておくと、
アメリカの上場企業は四半期に一度、決算発表を義務付けられています。四半期の決算発表シーズンは1月中旬、4月中旬、7月中旬、10月中旬の年四回やってきます。決算発表の日時は個々の企業によって違います。
結論を言えば、この四半期決算で投資家を落胆させる企業は、テンバガーのレースから脱落します。だから我々は「最後まで残っている、しぶとい奴」を探さないといけないのです。決算発表が1年に4回しか回ってこないことからもお分かり頂ける通り、「最後まで残っている、しぶとい奴」を発掘するためには長期に渡ってそれらの企業を観察しなければいけないのです。
(1)一株当たり利益(EPS)がコンセンサス予想を上回っているか?
(2)売上高がコンセンサス予想を上回っているか?
(3)会社側ガイダンスがコンセンサス予想を上回っているか?
この3つが全て予想以上の場合のみ、「今回の決算は、良い決算だった」と結論付けることが出来ます。これらの項目のうちひとつでも予想を下回ったら、それは「決算のとりこぼし」、つまり失敗を意味します。その時点で、その株はテンバガー・レースから脱落したと考えてほぼ間違いないです。
というわけで私の投資方針としては、
- IPOしたばかりの新興株のうち事業や財務内容などから銘柄を選別
- 個人的に気に入った銘柄に全資産の~1%程度の投資を行う
- 良い決算を出し続ける限りホールドし続け、悪い決算を出した時点で機械的に売却
- 投資銘柄が減ったらその分~5銘柄になるように新規銘柄を選別する
これでやっていきたいと思います。
おわりに
というわけで、このページでは比較的最近IPOした会社の決算を追って随時更新していこうと思います。一度でも悪い決算を発表した企業はその後の継続観察はストップする方向で行こうと思います。
決算を常にリアルタイムでチェックできるかは不安ですので、これらの個別株についてはマネックス証券でトレール注文を使って、株価の下落時に自動売却する設定にしておくことを考え中です。では。。。
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